2019.09.17ブログ
メンタル・リフレッシュメント(担当:石神)
先日、ある会社の研修センターの方から、
「以前開発されていたプログラムは、今はどうなっていますか?」と尋ねられました。
何のことだろうと思い巡らしていると、
「当社もストレスを抱えて、結構メンタルを弱めている人が多いんですよ。
以前、盛んに紹介されてましたよねー。」
「あ~、メンタル・リフレッシュメント・プログラムのことですか。覚えて頂いてたんですね。当時、あまり導入をして頂ける企業もなく、自分も忘れかけていました。」
「今になって思うんですが、あの当時、研修カリキュラムに組み込める雰囲気というか環境ではなかったんですよ。やはり社員研修というと、リーダーシップやコミュニケーション、マネジメントや問題解決等の内容ばかり組み立てていましたから。
最近よく耳にする、癒しですか、そんなテーマで社員研修をするなんて、わが社にはそんなところに予算は組めないと思っていました。
しかし、これだけ社会がギスギスして、コンプライアンスだ、トレーサビリティだ、パワハラだという状況になりますと、基本的なところがぐらついていては~と感じるようになりました。」
「もうかれこれ15年前になりますかね~。今思うと、ちょっと早すぎたんですかね~。」
という会話になりました。
その後、社に帰り、当時のテキスト内容を確認してみました。
そこにはこのような書き出しで始まっていました。
「私たちが生きているこの自然界(生命体)には、あらゆる生命を健全な状態に維持し、調整し、復元しようとする力が存在しています。
一方で、私たち個々人の「心と体(生命体)」の中にも、自らバランスを整え、健全な状態に保とうとするホメオスタシス(恒常性維持機能)の存在が確認されています。
体の中に備わったその治癒のメカニズムは「心身一如」と言われるように、心のあり方と密接に関係があります。この「心と体」の結びつきを活用して、健康を維持し、また健康な状態に戻す方法を身につけてこそ、本来の生命を生かすことになります。」と。
プログラム内容は、
①メンタル・リフレッシュメントと音楽
②メンタル・リフレッシュメントとイメージトレーニング
③メンタル・リフレッシュメントと呼吸法
④メンタル・リフレッシュメントとリラックス運動
等の構成になっております。
もう一度機会があれば、復活させてみたいなと感じるほど、当時の想いが蘇ってきました。
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