2019.09.26ブログ
コーチングとの出会いで私が変わったこと(担当:倉田)
私がコーチングと出会ったのは、今から20年ほど前です。
教育に携わる仕事をしていたこともあり、それは日本で初めてコーチングを紹介する講演会でした。
コーチングと出会った最初の印象は、「わぁ、これが日本中に広まれば日本はイキイキ、キラキラ輝くかもしれない!」というものすごくシンプルで、ものすごくポジティブな感想でした。
そして、コーチングを学ぶ機関が日本に設立されるとすぐに、大きな関心と期待を寄せて学びに行きました。
その後、コーチの資格を取り、私自身もコーチの仕事をしながら自ら8年に渡り同じコーチの元でコーチングを受けていました。
◇コーチングを紹介すると・・・
コーチングは、コーチとのコミュニケションを通してクライアント自らが内在する力を発揮し、主体的に自分の人生、社会人人生を歩くことを支援するものです。
クライアントがどのような未来を描くのか、何に悩み、何に迷っているのか、足を留めているものは何か、その状況の中でコーチはクライアントに「問い」を投げかけていきます。
この「問い」に対し、クライアントは自身の内側に意識を向け、気づきや納得する答えを見出していきます。
◇コーチングによって私自身が大きく変わったこと
①自分がどうありたいのか、何を大切にしているのか「Being(あり方)」を明確にすることができた。
Being(あり方)は「軸」と言い換えることもできるかもしれません。自分自身のあり方がはっきりすることによって惑うこと、左右されることが少なくなりました。
また、Beingがはっきりさえしていれば、何をするのか、どうしたらよいのかというDoingは、自ずと見えてくることも実感しました。
②自分自身と向き合う時間(内省)を通して「決断」することへの負担感が軽減した。
自分と向き合う時間を通して一番変わったことは、気なるテーマにいつも焦点を当て続け、またそのことを通して答えが見えてくる、答えがわからないまでもヒントが見えてくるということを体感しました。このことはその先、自分自身がどうするのかという「決断」を容易にしてくれることへと繋がっていきました。
「やる」にしても「やらない」にしても、どちらにしても「自ら決断する」ことは他責を回避することに繋がります。
また、自らの意志で「決断する」ということは、迷いを払拭することができると実感しました。特に「やらない決断」は迷いだけではなく、不安からも解放してくれることを体感しました。
③物の見方、考え方、視点が広がった
ひとつのテーマと向き合っているときに、そのテーマが深刻や複雑であるほど、ネガティブな視点、不安や心配など、一つの視点からしかものが見られなくなってしまうこと、解決ができないような思い込みに捕らわれてしまうことも多々あります。
思考は習慣化しやすい中、コーチとのやりとりに習慣化した思考のループから離れ、さまざま視点から可能性を探るということで前に進むことができる、解決することができるというポジティブな視点に立つことを容易くしてくれました。
私たちは、自分の考え方によって物事に対してポジティブな考えや感情を持ったり、反対にネガティブな考えや感情を持ったりしてしまいます。そして、それは思考の習慣性でもあり自分一人で変えていくことはなかなか難しい場面も多いと感じます。
コーチングがこういった思考の習慣にアプローチをするものであることは、子供の事から考えることが大好きだった私にとってはとても衝撃的な出会いであり、その後の自分の人生においても大きな影響を与えるものであったことは間違いありません。
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