2024.08.01ブログ
不思議な心の世界(担当:石神)
「ある」と思えばある世界、「ない」と思えばない世界が自分の心の中に広がる。
自分の心一つで見ている世界が変わる。
不思議といえば不思議な世界だ。
過去も未来も自分の心の中以外には、存在していない。
自分の心の投影された世界があるだけ。
心の世界は不思議といえば、不思議な世界だ。
ある歴史研究家が「歴史に真実も嘘もないのです。ただ見方が違うだけなんです。歴史はサイエンスではありません。解釈の違いがあるだけなんです」と語っていた。
私たちの人生も肯定的に捉えているか、否定的に捉えているかの違いは本人の解釈によるものだ。
真実とは何だろう。事実とはなんだろう。
私たちは自分の描く幻想の世界の中にだけ居るのだろうか。
「ニセモノは争うが、本物は争わない」という言葉がある。
人は誰も「今生きている」という事実には争わないが、「生き方」については争うのだ。
迷いの多い生き方の中で、いにしえの先人は「自分の心を拠りどころとせよ(自灯明)」と教えた。
「他人には嘘をつけても、自分には嘘をつけない」という心の真実を伝えた。
私たちにはその真っ正直な心を拠りどころにして観る世界がある。
「ある」「ない」「信じる」「信じない」の二項対立の世界から、自分の内なる純粋な心で感じる世界を見たいものだ。
SHARE
シェアする
[addtoany] シェアする